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子供達が幼かった頃、寝る前は絵本タイムでした。各自好きな本を選ばせ、読んであげる、というもの。それが、帰国後英語の音読タイムに変わりました。土日は、お休みで、各自の好きな本(英語、日本語問わず)を読んであげることにしてますが、月から金は英語の音読。去年の6月に帰国して以来、10ヶ月続けてきたことになります。
ジロは、オランダのインター時代に使っていた教科書Oxford Reading Tree: Stage 3の音読を続けました。このシリーズの素晴らしさについては何度か記事に書きましたが、stage1から物語が続いていること、登場人物が魅力的であること、必ずオチがあること、などから、子供達が早く次の本に読み進みたい、と思わせてくれるのです。ジロは月から金まで5日間、同じ本を繰り返し音読します。レベルが上がるにつれ、難しい単語も増え、一度では覚えられなことも多々ありますが、繰り返し音読することで身についていっているようです。音読を始めた頃は、頻出単語ですらすぐに忘れてしまっていたジロでしたが、この10ヶ月で頻出単語はほぼマスター。難しい単語も時間をかけずにマスターできるようになりました。 問題はタロです。タロはこのOxford Reading TreeのStage9を読み終えて、その後、タロに相応しい本を見つけられないでいるのです。Oxford Reading Treeは教科書ですので、子供向けに面白い物語でありながら、レベルにあわせてキーポイントとなる文型が繰り返し載っているのですね。単語も吟味されて載せてあるので、読み進めるにつれ、自然に年相応の文法や単語を身につけられるという感じ。 とりあえず、本人が読みたいと言うエルマーの冒険シリーズの原著を音読させましたが、3巻全部読み終えての感じは、音読には適さなかったかな〜という印象を受けました。音読には音読に適した本がいいのかなと思います。エルマーは物語としての素晴らしさ、面白さは文句はないのですが、馴染みのない単語、長い文章も多く、タロの今のレベルでは、音読向けではなかったかも。黙読ならよかったかな。単に読むことを楽しむだけなら、本人の興味、好き嫌いで選んで、本人のペースでゆっくり読めば言い訳ですから。音読用の本の条件としては、基本となる文型と年令相応の基本的な英単語が繰り返し出てくるもの....。加えて、子供の興味をそそるもの....そんな音読用の本....どこかにないかしら??? と思っていたら、私がかつて勉強していた本、これがぴったり。 英会話・ぜったい・音読 【標準編】—頭の中に英語回路を作る本 千田 潤一 / / 講談社インターナショナル この本をオランダで暮らしはじめた頃、自己学習用に使っていました。私的に効果があったので、そのあとすぐ、挑戦編を購入。 この標準編は、日本の中学校3年生の教科書から、成人の学習に適した12レッスンが厳選され、載っています。1レッスンのワード数が200~300で、一回の音読量としてはちょうどいい感じ。これを暗記するくらいまで読み込むと、普段の会話の中でも自然にポロッと英語がでてきます(私の体験)。タロの英語力は、この中3の教科書を読み込むための素地ができているという感じ。タロにとっては初めての単語もでてきますが、文脈から単語の意味が想像可能、トピックの大まかな内容も理解できるといったレベル、です。珍しくて普段殆ど使わないような単語は出て来ないし、やたらと長い文章も出て来ない。現在完了がテーマのレッスンは現在完了の文型が繰り返し出てくるといった感じで、今のタロの音読にはぴったりです。肝心の内容も、コンピューター、インターネット、環境破壊、登山家の田部井 一体、寝る前の音読タイム、いつまで続くでしょうか。そのうち、めんどーだよ、やらねーよ、とか言われる日が来るのかなあ。
by shipmaker2
| 2007-04-04 14:14
| 英語(子供たち)
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