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先週、息子達の通う学校で一日授業参観というのがありました。その日ボランティアの会議があったので、朝と午後の授業を見学。一年生はプール授業でした。
その日、一年生にとって初めてのプール。全クラス合同で150人の生徒が一緒にプールに入ります。冷たいシャワーは通称地獄のシャワー。可愛らしい声で「冷たーい!きゃー!」と歓声が響きます。先生の言うことを一生懸命聞いて、バディを組む練習をする子供達、笛の合図でプールに入ると再び歓声。かわいいなぁ、一年生。 その数日後、ジロのクラスでは初めてのプール授業の感想文を書きました。そしてそれを担任の先生は全員分ワープロで打って、学級便りに載せてくれました。 これがもうすごいのなんのって。抱腹絶倒、いや失礼、実に一年生らしい豊かな感性と、素直な心、正直な気持ちで書かれた、素晴らしい感想文集でした。夜中に夫に見せて、二人で大笑いしながら読みました、いや、決して馬鹿にしているわけでなく、なんという素直な着眼点!という感心の気持ちからです。大人では絶対書けない作文。 では、いってみましょう〜。Here we go! ぷうるたのしかった。ぷうるおぼれそうだった。ぷうるたつまきみたいだった。(中略)ばすたおる、どこにあるかわからなかった。ばすたおるおちそうだった。 ぷうるにはいったらつめたかったです。ぷうるではなぢがでました。(中略)ぷうるにむしがしんでいました。ぷうるにかえるがいました。 じろくんとおよぎました。**くんはもどれなくなりました。だけどぼくももどれなくなりました。 この起承転結も何もない、心に浮かんだままを素直に書き記しただけの文章が、とってもインパクトがある。オチも何も計算してないのに、この面白さったら...。3例目の戻れなくなった云々は、笛が鳴って一斉に子供達がプールから上がろうとすると、波が生じて、その波に押された子達はプールになかなかたどり着けなかったらしいです。しかし、ぼくももどれなくなった...って、なんと素晴らしいオチ。 ちなみに紹介した文章は男の子のお友達です。女の子の文章はもうちょっと洗練されているというか、まとまりのある感想でしたね。 ジロッちの作文。 ぷうるにはいるとき、すごくつめたかった。ぷうるであるくときあしをひねった。ぷうるにもぐったらあたまをぶつけた。ぷうるにはいったらおぼれそうになった。 どうです、この三段落ち!足はひねるわ、頭はぶつけるわ、溺れそうになるわで、おーい、大丈夫か!!と聞きたくなる様な散々なプール授業の様子が目に浮かびます。読んだとき、笑いをこらえるのに必死でした。 感じたまま、思ったままを文章にするって、大人になると難しいことですよね。一年生、素晴らしい!心が温かくなった感想文集でした。
by shipmaker2
| 2007-06-28 08:57
| 学校(幼稚園)
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