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ボランティアの仕事で、担当の留学生と話す機会が多くあります。行事がたくさんあるので、参加の可否を確認したり、送迎をどうするかとか、何かと英語の出番が多いです。
で、凹みます。やっぱり、簡単な挨拶とか、近況を語り合うのと違って、細かいスケジュールを誤解のないよう、本人が確実に理解できるよう、英語で説明するのは、今の私にはとても難しいです。いや、ジェスチャーの通じない電話でも、あれやこれや表現を変えて、時には日本語も交えて、確実に留学生に伝えるべきことは伝わっていると思います。必死ですから、私。でもスマートじゃない(涙)的確な単語、表現で、さらっと伝わるかもしれないことが、なんだか回りくどく伝えてるなあ、と情けなくなります。留学生の日本語と私の英語、どちらが早く洗練されるか....多分、負けちゃうだろうな。 英語の上達。これまでそれを駆り立てるものが希薄だったかもしれません。英会話レッスンでそこそこ話せて、TOEICも英検も一通り受けて。どういう風になりたいのか、目標がはっきり定まってなかったというか。 でも、今留学生とのコミュニケーションを通して、正しい英語を話したい、という思いの他に、新たな目標ができたんですよ。私が帰国後ずっとやりたいと思っていたこと。これかな?あれかな?って、自分の可能性をずっと探ってきたのだけど、今、それが何なのか、はっきりと認識できました。ただ、険しい道です。英語を仕事にするって、本当に半端な英語力じゃダメだと思うんですよ。翻訳業の方、通訳業の方、本当にすごいと思います。私の目指すところは、私のかつての仕事の専門性を生かした、英語の仕事。まだその分野で立場が確立されていない、産声を上げはじめたばかりの仕事です。 まずは地道な努力から。英検準一級の取得をめざします。ボランティアの仕事も引き続き頑張ります。目標ができると、ずっと続けてきた英語の勉強も、とたんに新鮮で楽しいものになります。 #
by shipmaker2
| 2007-09-13 11:36
| 英語(私の場合)
子供達の夏休みが始まる前に、日本語教授法の通信教育が終了。無事修了証も頂きました。週1の英会話レッスンも休会扱いにしてお休み。なので、夏休みの間は、何か課題提出や宿題に追われることなく、時間が空いたら読書を満喫しておりました。沖縄旅行の道中の機内とか、ビーチで夫と子供が遊んでいる間とか、夜寝る前のちょっとした時間とか。
好きな作家の重松氏や、桐野氏などの文庫本を見つけてはせっせと読んでいましたが、ある日、本屋さんで見つけた文庫本に、「お」と反応。子供達が小さくて、読書なんてままならなかった頃、新聞の書評で見つけて、読みたい〜と思いつつも手が出なかった一冊が、文庫化されておりました。 嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫) 米原 万里 / / 角川書店 時々新聞のコラムなどで読む、彼女の文章の大ファンで、彼女の著書を読みたい、という願いが叶いました。彼女のエッセイのファンは多いようですが、この本はいわば自分史。ロシア語の通訳者で有名な著者が、9才から14才まで過ごしたチェコのプラハで出会った友人達を、大人になって訪ね歩き、再会するというノンフィクション。でもノンフィクションと思えないほどドラマチックな展開は、著者の3人の友人達の辿ってきた道が、20世紀後半の東ヨーロッパの激動の歴史に翻弄されたものだったからでしょう。とにかく、迫力におされて一気に読んでしまいました。 私がオランダにいた二年間と、著者の過ごした思春期の六年間は、年令も期間も時代も、社会情勢も全て異なるけれど、息子達の通うインターナショナルスクールで、様々な国の人たちと接してきた私にとって、胸を打つ文章がたくさんありました。 異国、異文化、異邦人に接したとき、人は自己を自己たらしめ、他者と隔てるすべてのものを確認しようと躍起になる。自分に連なる祖先、文化を育んだ自然条件、その他諸々のものに突然親近感を抱く。これは食欲や性欲に並ぶような、一種の自己保全本能、自己肯定本能のようなものではないだろうか。 誰もが地球上の具体的な場所で、具体的な時間に、何らかの民族に属する親達から生まれ、具体的な文化や気候条件の下で、何らかの言語を母語として育つ。どの人にも、まるで大海の一滴の水のように、母なる文化と言語が息づいている。そこから完全に自由になるなんて不可能だ。 異文化と接するとき、人は自分を育んできた文化を顧みる。自分の背景を考えたとき、異文化について理解を深めることができる。そんな気がします。相手を知って、自分を知る。自分を知ることで相手の理解の手助けとする。上手く言えないけど....。 国際化、国際交流、国際理解....『国際的』であることが求められる現代ですが、それは多様な異文化を理解し、受入れること、そしてそれは自国の文化を改めて知ることと平行して行われることなのだと思います。オランダ生活で、様々な国の友人達の言語、生活習慣に触れ、文化の多様性を実感してきました。その中で、今の自分を造っている日本の文化、日本という国について改めて考えざるを得なかったことを、この本で思い出しました。 この本をきっかけに、米原さんの本を片っ端から読んでいますが、ロシア語通訳として有名だった彼女は、異文化間、異言語間のコミュニケーションについてもその本質をわかりやすく伝えてくれています。外国語を学習中の私にとっては必読の書がまだまだたくさんありそうです。 #
by shipmaker2
| 2007-09-10 18:38
| 本・DVDなど(私向け)
今日は、新しく来た留学生の歓迎昼食会が行われました。ホストファミリーや学生スタッフ、春から来ている留学生も一緒。賑やかで楽しい昼食会となりました。
私の担当の生徒は、相変わらず人懐っこい笑顔で、初対面の春からの留学生達と、あっという間に打ち解けています。楽しそう〜。やはり同世代で、同じ留学生という立場だと、一緒にいて話していてホッとできるんでしょうね。いい笑顔でした。 このボランティアに参加して思うことは、留学生達との異文化交流だけでなく、世代を超えていろいろな人たちとお話できる機会が多いということ。そして、それがとても楽しく刺激的だということ。今日、同じテーブルになったのは学生ボランティアスタッフの十代の子達。なかなか主婦をしていると接することのない世代ですよね。流行りのファッションで取っ付きにくいかと思いきや、実にしっかりとした自分の考えを持っていて、普通に(!)話せます。あと、私より年上の方達。子育てを終えて、人生経験豊富な先輩方からの言葉は、いつも胸に響きます。 今日は、秋に行われるミュージックパーティでの歌の練習や、留学生達の日本語レベルチェックなど、一日がかりのお仕事でした。タロジロは同じ会場の児童館で遊んで待っててくれました。疲れたけど、充足感でいっぱい。 #
by shipmaker2
| 2007-09-09 21:01
| ボランティアワーク
ボランティアの仕事を通して、英語の上達の必要性を実感している今日この頃の私。学習意欲が高まっております。
そんなとき、たまたま部屋の模様替えで夫所有の大量の本を移動していて見つけた一冊。 日本人に一番合った英語学習法―先人たちに学ぶ「四〇〇年の知恵」 斎藤 兆史 / / 祥伝社 オランダに行く前に夫が買い求めたもので、私も一度読んでおります。改めて今読み返すと、ものすごく納得のいく内容が書かれていて、「そうだよなー」「うん、そうだそうだ」とうなずきながら読了。オランダに行く前に、英語の必要性を感じて、ちょこちょこ勉強していた時に読んだ時には、あまりの実用性のなさに、即効性のありそうな英会話本の方を重宝していた私です。が、オランダでの自分の英語習得の過程を振り返ると、この本に書かれていることは事実だと思うわけです。 著者の主張するところは 英語学習に近道はない それは英語が日本人に取って習得困難な難しい言語であるからだ 習得するためには多くの時間と労力をはらって努力すべき それは音読、筆写、多読などの地道な努力 実践会話中心の学習ではたいした英語力は身につかない 文法や文体技巧を無視した『生きた英語』では政治や文化は語れない が、主なところです。容赦ない厳しい指摘ですね。 でも実際その通りだと思います。オランダ生活を通してある程度英語を話せるようになった私が、振り返って、何故習得できたのかーと考えると、確かに『環境』そのものは大きいです。英語を話さなければ何も始まらない、という環境で、即実践で恥も何もかなぐり捨てて、文法無視で必死で話したーという事実はあります。でもそこで行き詰まりを感じてしまった。このままでは挨拶程度はできるけど、私の伝えたいこと、相手に訊きたいことが話せないではないかーと。で、基礎の勉強の必要を感じて始めたのが、音読、そして筆写、だったという訳です。 さらには週1の英会話クラスで毎週結構難しい読み物を宿題に出され、必死に読みました。生徒の中には、もっと実践的な会話レッスンがしたいと訴える人もいましたが、先生のマリーはこのスタイルを貫きましたね。私も最初は、会話に直接役立たないTIMEやNewsweekの記事を必死に読んで訳しながら、何になるのだろう??と思ったりもしましたが、結局はこの体験が血となり肉となったような気がします。 今、『正確な英語を話したい』と再び行き詰まり感を感じているのですが、そこで、手っ取り早く上達させる方法はない訳で....結局は地道な英語学習が最後には花開く気がします。著者の言うところの、基礎訓練ー素読、暗唱、文法、多読、をみっちりやろうと思います。ハリーポッターも4巻で中断したままだし....。 それにしても、現代のように、英会話スクールが乱立し、英語に関する書物が溢れている恵まれた?時代と違って、英語を学習する環境としては非常に厳しかった明治時代に、英語をマスターした偉人達は本当にすごい。この本の中で紹介されている南方熊楠という粘菌学者がいるのだけれど、昔、和歌山の方に彼の記念館を訪れたことを思い出しました。彼は他のところで読んだ本を暗記して、自宅でそれを筆写するという筆写癖の持ち主。細かく整った字で書写された膨大な量のノートを見て驚いた記憶が蘇りました。彼は英語もこの地道な作業で身につけたといわれています。 教訓:楽して英語は身につかない。苦労せよ。地道に辛い作業をせよ。 #
by shipmaker2
| 2007-09-08 09:11
| 本・DVDなど(私向け)
新学期です。始業式です。開放感〜〜。って、今日は半日で、今はタロジロの友達&その姉妹が遊びに来ていて、かなーり賑やかですが、気にしない。明日から給食、フル授業です。
さっき、ジロの机周りを片付けていて、見つけたもの。それは進●ゼミの付録で、書き込みの出来るカレンダーなのですが、そこに、いつテキストをやるか、いつ習い事かを書くのですね。木曜日・英語、金曜日・サッカー、土曜日・プール。それ以外が、進●ゼミをやる日、って書いてあります。その余白に不思議な文字を確認。 月曜・びる、木曜・びる、土曜・びる、日曜・びる・・・・・・ びる!? この不思議な書き込み、先ほど本人に確認したところ、 「お父さんがね、ビールを飲んでいい日なんだよ」 ジロに許可もらっちゃってますよ、お父さん!! 夫はオランダから帰国後、6kg太ったのですね。普通はオランダの食生活で太ると思うのですが、彼は研究のために非常にストイックに過ごしておりまして、加えて自転車通勤(通学)。で、ベスト体重より3kg痩せてしまったのです。帰国後、自動車通勤、好物の和食を心ゆくまで食べまくって、一年間で6kgという体重増加(オランダで痩せた分を計算するとベスト体重より+3kg)、これまでの人生で一番重い身体になってしまったという訳。 ビールを飲むのは仕事の拘束のない日だけですが、それでも一ヶ月にすると消費量はかなり多いのではないかなあ。で、「少し控えたらぁ?」なんていう私の言葉を聞いていたジロッち。何故か、自分のカレンダーに父親のビールを飲んでもいい日を書き込んでおりました。しかも、びる、って。 夫に話したら、「おー4日も飲んでいいんか」って言いそうですが。 #
by shipmaker2
| 2007-09-03 14:09
| エトセトラ
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