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忘れもしない。それは夏休みの始まる少し前、7月半ばのある日のことでした。長男タロは突然こんなことを言いました。
「オレねー最近、日本語でthinkすることにした。みんな日本語だし、日本語で考えて、日本語でしゃべることにした。」 ??? じゃ、今までどう考えてどう話していた訳? 「英語でthinkingして、日本語ではこういうことなのかなあって日本語でもう一回thinkingしてそれから日本語で話してた。」 ・・・・なんとまあ。それは手間だったねえ。日本語の会話を一旦英語に翻訳し、英語で考え、それを再び日本語に翻訳してから話していたというのです。 彼の発言は私には衝撃的でした。私たちは夫の仕事の関係で二年間オランダに暮らし、今年の6月に帰国したばかりでした。オランダではインターナショナルスクールに通っていた長男でしたが、家の中では日本語でずっと通してきたので、同年代の子に比べて圧倒的に日本語の語彙が少ないと思いつつも、会話には大きな支障はないと思っていました。でも上述の発言..。帰国後、日本の公立小学校に通いはじめて一ヶ月経過した頃のことでした。私はうなるしかありませんでした。 母語である日本語が発展途上にあった6歳で外国暮らしを経験したタロ。二年間のインターナショナルスクールでの学校生活が、彼の今後にどんな影響を与えるのか、私は親として決して知らんぷりはできません。 たった二年間とはいえ、二つの言語(厳密にはオランダ語も含め三つの言語)の環境で生活してきた息子たちの頭の中、思考のしくみは私には理解不可能です。私は日本で日本語だけの環境で育ち、中学から英語教育を受けた典型的な日本人だからです。 日本語を英語に置き換え、英語で考えてから日本語に再び置き換える、という長男タロの思考過程がどんな風に変わっていくのか、私は親として興味津々です(そこには不安や心配も勿論含まれているのだが)。 帰国し、圧倒的な日本語の環境で、息子たちの英語がどのようにして失われていくのか、それをくいとめることはできるのか、日本語と英語を共に発展させていくことはできるのか。タロの衝撃発言をきっかけに、子供達の言葉の発達を記録していこうと思い立った次第です。同時に、彼等の心身の成長の記録も。さらに、私がオランダ滞在中に必要に迫られて身につけた英語がどこまでkeepできるのか、さらにbrush upすることは可能なのか、記録して見ようと思います。
by shipmaker2
| 2006-09-13 09:43
| 英語(子供たち)
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