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医英検の反省。
専門分野を限定すれば、私にも通訳ができるかも、と思った私の考えがいかに浅はかだったかを思い知らされた試験でした。医学分野限定といっても、極めようとすればするほど範囲が広がるといいますか。今のところ、その専門用語の総量の見当すらつかずにおります。 そもそも、医学英語検定がどういった目的で始まったのか、第一回故、よく把握し切れておりません。お医者さんの世界もグローバル化して、国際的な学会で英語で発表するのは勿論、討論したり、さらには議長を務めたりということが求められる時代で、そういったお医者さんの英語学習のモチベーションを高めるために始まったのかしら?と勝手に想像してます。今回は3級と4級の試験だけで、3級では英語で医療行為が行えるレベル、となってますが、3級とったら、医療通訳していいよ、とか、医学論文の翻訳を請け負う時に、「3級あります」っていうと信頼してもらえるとか、そういう判断に使えるものではなさそうです、今のところ。 私にとっては、今回3級を勉強することで、広く浅く、医学の英単語を勉強することができました。医学用語限定、といっても、全診療科のみならず、基礎医学も出題範囲です。私が仕事をしていた診療科の専門用語は英語も日本語もすでに馴染みのあるものばかりだったのですが、そうでない分野の英単語は、全部なんてとても覚えきれない。ましてやその意味、医学的な知識も踏まえての理解となると膨大すぎました。 英検準一級合格に心血を注いできたので、正直、医英検は少しチャージ不足。ええ、はっきり言って勉強不足です(言い訳ついでに、第一回の試験故、時間配分やら、効率よく問題を解く戦略を練ることができなかった....ってこれは受験者全てに共通することですけど←ホントに往生際の悪い言い訳)。 私が目指す医療通訳に関していえば、患者と医師の会話を通訳する訳で、専門用語だけでなく、一般的に浸透している医療に関する単語も知っていなくてはいけないのです。例えば、医療現場では仰臥位といえば誰もがわかる用語ですが、一般の人には『仰向け』と言わないとわかってもらえないように、英語でも同じことがいえます。医学専門用語だけでなく、医療現場で使われる患者さんに馴染みのある単語、言い回しも覚えなくては、と、医英検での不出来はおいといて、また気持ち新たに勉強せねばと思う今日この頃。本当に、医学用語限定の通訳といっても、奥が深く、範囲も広く、大海に漕ぎだした一艘の小舟に乗っている気分です。
by shipmaker2
| 2008-04-21 15:00
| 英語(私の場合)
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