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連休で火曜日が二週続けてお休み。通訳学校もお休み。トライアルを経験して、本番のレッスンを今のところ2回しか経験しておりませんが、今のうちに、その2回のレッスンを記録しておこうっと。
私の入ったクラスは(勿論)初級コース。通訳学校と言うと、英語は話せて当たり前、のレベルから始まると思ってびくびくしていましたが、最近はTOEIC600くらいから受講OKの初級クラスも結構あるようです。 初回のレッスンは「どのくらいお出来になるか、レベルチェックね〜」と先生にニッコリ微笑まれて、いきなり訳だしのレッスン。全部で8問。一問につき、30~40words程度の短い文なのですが、これを聞いて即、日本語に訳す、、、、 訳せない....orz いえ、大意はつかめるんです。ちなみに、プリントされた文章を見れば、訳せます。そんなに難しい単語もない。なのに、何故訳せぬ!?先生は一問につき3回テープを流してくれました。3回目にしてようやく完璧な訳ができるという体たらく。 聞いて、大意をつかんでわかった気になって、会話をする、というのはできるのだけど、聞いたことを正確に日本語にするというのが、これほど難しいと思いませんでした。一つも聞き漏らすまじ、と一語一語に神経質になっていると、大事な語を聞き逃したり、数字が出てくると、それを日本語に直すのに気をとられ、他がおろそかになる.... それから問題は政治、経済、医療、外交etcと多岐にわたっていたのですが、適切な日本語に変換できない。言葉を知らない。例えばTokyo Foreign Exchange Marketを即、東京外為市場と変換できないといけない訳で、同じく、the morning sessionを前場(ぜんば?)と変換しなくちゃいけない。朝の取引、なんて訳しちゃいけない訳です(←苦し紛れの私の訳です) 8問、全部終わった時には、私の集中力も限界。魂、どっかに飛んで行ってしまいましたね〜。 私のこの記憶力のなさと言ったら、なんでしょう。これで通訳なんて目指せるんでしょうか??私って、もしかしてバカ??頭悪い?そんな思いがぐるぐる頭の中を駆け巡ります。 でも先生はそんな私におかまいなしに、次の課題をふってきます。 「これからやるのは、ちょっと簡単すぎて物足りないかもだけど、一応やっておきましょう」 次に取りかかったのは単語の通訳練習でした。日本語を聞いて、英語に訳す、英語を聞いて日本語に訳すというシンプルな訓練です。なんせ、単語ですから。しかも最初は、「川」「夢」「砂」「手紙」などという簡単な単語からスタートするので、最初の訓練で神経をすり減らした私は「楽勝〜〜」とばかりに気楽に取りかかりはじめました。 ところがどっこい、最初の名詞は日本語→英語も、英語→日本語も余裕だったのですが、次のステップの動詞辺りからなにやら怪しくなってまいります。示す、続く、発見する、、、などなど咄嗟に出てこない。なんせ、答えるまでのスピードが3秒くらいでしたでしょうか。えーと、と言っている間に次の単語が読み上げられるので、単語変換の反射神経が求められる訳ですね〜。で、どんどんステップアップしていくうちに、答える間隔がどんどん短くなって、最後は1秒くらいになってしまって、考える猶予を与えられなくなってしまいました。しかも、最後の3段階位は英語と日本語が交互に出てきて、それぞれ日本語、英語に訳すので頭がこんがらがってしまいそう。それも、投資、とか、強調するとか、inheritとか、surrenderとか。わかっているけど咄嗟に出てこないものばかりで、見事撃沈。わかるのに〜〜ぐやじいい〜〜と地団駄を踏みつつ、この訓練も終了。 トータル1時間のレッスンは、文字通り、一秒の気のゆるみも許されない、ひたすら耳を研ぎすませ、聴くことに集中する、まことに疲れるレッスンなのでした。
by shipmaker2
| 2008-05-02 17:22
| 通訳学校
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